クラウドサービスを利用するメリット・デメリット|利用時の注意点も説明

目次
      1. クラウドサービスを利用するメリット
      2. クラウドサービスを利用するデメリット
      3. クラウドサービスの導入ならAWSがおすすめ
      4. AWSを導入するなら支援サービスを利用しよう
      5. まとめ

 


「クラウドサービスが流行っているけど、どんなメリットがあるの?」「便利なクラウドサービスはデメリットがないの?」という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、クラウドサービスを使用するメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。クラウドサービスを利用する際の注意点についても解説しますので、導入を検討している企業の方はぜひ参考にしてください。

1.クラウドサービスを利用するメリット


クラウドサービスを利用するメリットは、以下の4つです。

  • 初期費用や運用費用を抑えられる
  • 管理にかかる手間を削減できる
  • 場所や時間の制限を受けない
  • 容量を簡単に拡張できる

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

初期費用や運用費用を抑えられる

オンプレミスでは機器購入の費用に加え、構築にかかる人件費、サーバーを管理する人件費等のコストがかかります。
一方クラウドサービスでは、クラウドベンダーによってインフラ環境を提供されるため、ユーザー側で機器の費用や構築に必要な人件費も削減でき、コストダウンが見込めます。また、クラウドサーバーは従量課金制であることが多いので、利用量が少なければより費用を抑えることも可能です。

管理にかかる手間を削減できる

オンプレミスの場合、自らセキュリティ対策やソフトのアップデート作業、ハードウェアの故障対応などのインフラ管理を行わなければなりません。そのため比較的コストをかける必要があります。
しかし、クラウドサービスの場合、クラウドベンダーがインフラ管理を行ってくれるため、これまで必要だった作業への時間や労力が省けます

場所や時間の制限を受けない

クラウドサービスを利用すれば、インターネット接続ができる環境とパソコンやスマホなどの機器があれば、いつでもどこでも利用可能です。
これに対し、オンプレミスの場合、社内システムにアクセスするための場所や時間に制限がかかる場合があります。
テレワークの普及に伴い、仕事場所や勤務時間を柔軟にしていきたいと考えている場合は、クラウドサービスの利用がおすすめです。

容量を簡単に拡張できる

オンプレミスで容量拡張を行う場合、作業に数週間から数か月かかることがあり、高い費用がかかります。
これに対し、クラウドサービスであればインターネット経由で設定を変更するだけで、簡単に容量の拡張ができます。需要の変化に応じて柔軟にリソースを変更できる点でも、クラウドサービスにはメリットがあります。

2.クラウドサービスを利用するデメリット


とても便利なクラウドサービスですが、下記のようなデメリットがあります。

  • サービス停止のリスク
  • ネットワーク環境の整備が必要

導入を検討している方は、ぜひデメリットについても確認しておきましょう。

サービス停止のリスク

クラウドサービスにはサービス停止のリスクがあります。クラウドサービスは事業者からサービス提供受けているため、事業者が提供を停止した場合、その後の使用ができなくなるため移行等検討が必要になります。
サービスを長期で利用するならば、実績があり信頼のできるクラウドベンダーを選定することがおすすめです。

ネットワーク環境の整備が必要

クラウドサービスはネットワーク経由でサービスを利用するので、完全クローズドな環境にはできません。パブリッククラウドにおいては、全てインターネット経由で他ユーザーと共有して利用します。
そのためクラウドサービスを利用する際には、新たにセキュリティ対策や回線整備が必要となります。

3.クラウドサービスの導入ならAWSがおすすめ


クラウドサービスの導入を考えている場合は、AWSがおすすめです。AWSはAmazonが提供しているクラウドサービスであり、約200種類のサービスを提供しています。AWSの最大の特徴は、実績の多さです。長年サービスの提供を行っているため利用事例やユーザーも多数。そのため、情報を得るのも比較的容易です。
また、AWSは利用者がサービスを活用するための様々なサポートを提供している他、書籍やセミナーなどで情報発信が行われているため、初心者であっても使い勝手が良いと言えるでしょう。AWSの初期費用は無料。また、定額料金ではなく従量課金制なので、利用量が少なければ費用もかさみません。

4.AWSを導入するなら支援サービスを利用しよう


AWSは自社のみで導入することも可能ですが、導入支援サービスを利用するのもおすすめです。AWSを初めて導入する場合、料金設定等がしっかりと把握できておらず、料金が高くなってしまう可能性も否定できません。
導入支援サービスを利用すると、利用したい内容に沿って適切な設計を依頼することができ、料金の最適化が可能です。
支援サービスを選ぶ際には、料金の安さよりも、「APNパートナー」という、AWSが公認している、AWSに精通している会社から、プレミアランクの会社を選びましょう。AWS認定取得者が豊富に在籍しているため、安心して依頼できます。

5.まとめ

本コラムではクラウドのメリット、デメリットについてご紹介いたしました。クラウドサービスを導入することでコストを抑えることができ、場所や時間を選ばずに作業することが可能です。しかし、クラウドサービス停止のリスクや、新たなセキュリティ対策の必要性などといった側面もあるので、安易に導入を決めるのではなく慎重な検討が求められます。

もしクラウドの導入を検討されている企業の方がいましたら、是非一度弊社へご相談ください。弊社は様々な業界で幅広く利用されているAWSへの移行、設計・構築ができるサービスとして、多数の導入実績があります。AWSアカウントの開設から支援しておりますので、最初の一歩でお悩みの企業の方は、ぜひクロス・ヘッドへお気軽にご相談ください。

 


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